Q&A 床矯正について - 1
Question
床矯正(しょうきょうせい)って何ですか?
Answer
床矯正とは、矯正治療の中で、取り外し式の装置を使って行う治療のことです。
歯並びがガタガタの場合の多くは、歯の大きさと顎の大きさのアンバランスから起きます。つまり顎の成長不足の結果としてガタガタになるのです。成長不足は良く噛んで食べることや、悪い癖を治すことにより改善していきます。それでも足りない分は、装置を使って広げていく必要があります。成長期に行うことで顎の成長を手助けします。
その顎を広げていく装置を床装置と言います。
床装置のネジを少しずつ回して(月に約0.8 ミリ)顎を広げていきます。顎を広げることで歯の並ぶスペースを作りだしていくのです。しかしすべての治療が取り外し式の装置でできるわけではありません。
歯の並ばない原因が、「顎が小さい」だけであれば床装置だけで終わりますが、かみ合わせのズレなど別の要因もある場合には、ブラケットと言って歯に装置を接着してワイヤーをつける場合もあります。
治療方法や期間、料金などは歯並びや顎の状態によって異なりますので、ご相談ください。
床矯正装置を使用した矯正例:8才(女性)
主訴
前歯がデコボコになった。
治療内容
●治療期間:小学校2年生から6年生まで ●治療費:280,000円(税込)
上あご
下あご
矯正前(小学校2年生)
矯正後(小学校6年生)
床矯正治療に関するQ&A